夏の手筒花火から冬の鬼祭まで
豊橋には市をあげての大きな祭りから、各神社・各町単位で行われる中小規模のお祭りまで、数多くのお祭りがあります。
豊橋に移住して暮らすのであれば、ぜひこれらの祭りに参加して体感しましょう!では、その中でも代表的なお祭りをいくつか紹介していきますね。
祇園祭は7月第3金・土・日曜日に開催されるお祭りです。三河伝統手筒花火発祥の地として知られる吉田神社境内で、手筒花火が約300本、
豊川河畔では打ち上げ花火約12,000本が奉納されます。夜空を彩る勇壮な花火は天空の悪霊を吹き飛ばす最良の方法と伝えられています。
豊橋の夏の風物詩として市民にとても親しまれている祭です。
羽田祭は10月第1土・日曜に開催される羽田八幡宮のおまつりです。五穀豊穣を祈願して約700本の手筒花火が奉納されます。
ここで手筒花火の紹介を少し……。手筒花火は火薬を詰めた1本約5キロの手筒を、男衆が脇に抱えもって行われる花火です。
ふりそそぐ火の粉と爆音、そして男衆が勇猛果敢に挑む姿が見応え満点です。
鬼祭は2月10・11日に安久美神戸神明社で行われる国指定重要無形民俗文化財です。赤鬼が天狗に挑むからかいで敗れた赤鬼は境内を出て町内を駆け回り、
道行く人にタンキリ飴と白い粉をまき散らします。
見物人は真っ白になってしまいますが、この飴を食べると厄除けになると伝えられています。
豊橋まつりは毎年10月の第3土・日曜日に開催される、東三河最大のイベントです。
ええじゃないか豊橋パレカ、ええじゃないか豊橋ダンスコンテストなど市民参加型の多彩な行事が行われます。
また、豊橋まつり期間には、市内を走る路面電車に造花などの装飾を施した通称「花電(はなでん)」が走り、お祭りムードをいっそう盛り上げてくれます。
花しょうぶまつりは5月下旬~6月中旬に賀茂しょうぶ園で開催されます。
300種・約37,000株の花しょうぶが咲きほこり、期間中はライトアップも行われ、多くの人が市内外から訪れます。